整理整頓のコツ

 

整理整頓をしないデメリットは、意外に多くあります。日常生活で、必要なモノをすぐに取り出したり、用意出来なくなるだけでなく、どこにあるのかわからなくなって、探しものが多くなるかもしれません。

貴重な時間や労力が必要以上にかかるだけでなく、整理整頓しないことで、実はスペース(モノの置き場所)もムダに使ってしまっている場合もあります。不用品に気づかなかったり、同じようなモノがあちこちに散乱してしまうからです。

更に、ごちゃごちゃに散らかった部屋や、雑然とした持ち物は、その人の生活環境だけでなく、気持ちなど精神的な状態にも影響を及ぼします。ウツや精神的に不安定な人の部屋は、片付いていない場合が多いといわれています。

整理整頓をすることで得られるもの

整理整頓をするメリットは、はかりしれません。何といっても、必要な時に必要なモノがスムーズに取り出せることは、余計な時間もかからず、実に気持ちのいいものです。

家にあるものや、持ち物を把握しやすく、買い物や使うスペースの無駄がなくなり、浪費が減るのも嬉しいことです。また、使い勝手がよくなるだけでなく、見た目もすっきりとしているうえ、掃除の手間もかからなくなります。

そして、整理整頓の行き届いた部屋に暮らすことは、精神衛生上にもよい影響を与えることが知られています。モノが片付いていることは、自己管理能力の高さも反映するため、自ずと自己価値観や生活の満足度も増すことになります。部屋は、住んでいる人の心の状態を映し出しているともいわれているのです。

まずはこれを気をつける!3つのポイント

①本当に必要なものだけを買う
片づけの前に本当に必要なものを購入していますか?家の中を見渡すと使っていないもので溢れてはいませんか?

片づけの上手な人というのはものに対してのこだわりを持ち、取りあえずいいかと買ってしまわない人です。好きなものを買っていると長く使いたくなりますが、妥協して買ったものはすぐ使わなくなってしまって、でもまだ使えるからと部屋にどんどんたまっていく可能性大です。

②ストックを持たない
そして整理整頓のコツとして日常生活の消耗品でもストックをあまり持たないことです。

日数が1ヶ月以上もあるならば、ストックは買わない方が空間とお金が無駄になりません。逆にストックがあるのを忘れて買ってしまうということになってしまうかもしれません。

③定位置を決める
そのためにもまずは定位置に決めておくことが大切で、衣料はここ、本はここというふうに定位置を決めておけばそこから溢れるようなことがないように気を付けることができます。また、どんなものがあるかを把握できるようになり、似たようなものを買わずに済みます。

ものが増えすぎると管理が難しくなってしまいます。「一つ買ったらその分一つ捨てる」これでものが増えることなくキープできます。捨てずに持っていることがものを大切にすることとは限りません。